Jetson Nano 2GB を購入したので、開封とチュートリアルを行なっていきます。
開封
内容物は下記画像の通りで、本体とクイックスタートガイドしか付属していない現代的なパッケージとなっている。

電源ケーブルやmicroSD カード等は付属していないので、下記ページを参考に別途購入が必要。
以降、公式のチュートリアルに沿って進めていく。
microSD カードへのデザインの書き込み
まずは下記URL からmicroSD カードへ書き込むデザインをダウンロード。6.45 GB あるのでネットワーク環境に注意。
ダウンロードが完了したら書き込みを行うが、OS によって方法が異なるので、それぞれの環境に応じて下記URL から確認してほしい。
なお、私はMac から書き込みを行ったが、権限の関係で書き込みができないという事態が発生した。
下記サイト様を参考にすることで問題の回避に成功している。
https://raspida.com/etcher-error
書き込みには20分程度かかった。次はいよいよ起動を行う。
Jetson Nano 2GB の起動
起動までのステップはチュートリアルにおおよそ書いてあるが、自分のために日本語化しておくこととする。
- microSD カードを本体に挿入する
- 本体を導通しない物の上に置く
- HDMI ケーブルでディスプレイと接続する
- キーボードとマウスをUSB 2.0 ポートに接続する
- USB Type-C 電源を接続する
電源を接続すると自動的に起動する。その後の流れは以下の通り。
- NVIDIA Jetson software EULA の内容を確認し同意する
- システム言語、キーボード配列、タイムゾーンを選択する
- ユーザー名、パスワード、コンピュータ名を指定する
- アプリケーションのパーティションサイズを指定する(Max. Size 推奨)
- スワップファイルを作成する(作成しないは非推奨)
ここまで完了すると以下のようなデスクトップ画面が表示され、Jetson Nano 2GB 上での開発が可能となる。

なお、起動までのステップはディスプレイやキーボード、マウスを使用しない方法もあるようなので、下記ページの「Initial Setup in Headless Mode」を参照してほしい。
この先は君の目で確かめてくれ!
Jetson の可能性は無限大だ!